料理に色を加える工夫
- カテゴリー:盛りつけを学ぶ
皆様こんにちは!今回のテーマは【料理に色を加える工夫】です。
同じ料理でも、ちょっとハーブを載せてみたり、レモンを置いてみたり、
パプリカをいれてみたりするだけで、料理をぐっとひきたたせることができます。
今回は料理の色使いの中でも、
- 色を加えるとどんな効果があるの?
- 補色効果をうまく使おう!
- 色を加えたい時に使えるものは?
といったところを紹介していきます♪♪♪
< POINT 1 > “色を加えるとどんな効果があるの?”
料理に色を加えると、見た目が華やかになるだけでなく、
上手く使えば与える印象を操作することもできます。
☆色別の与える印象と効果
ほとんどの料理は基本的に
赤・黄・黒・白・緑
の5色から構成されます。
ここではそれぞれの色について相手に与える印象などを紹介します。
《■赤色■》
料理に温かみを与えます。
鮮明な印象を与えるので、多色盛りで使う場合は中央に置くと良いです。
《■黄色■》
相手に元気を与えます。黄色を取り入れることで料理を軽く見せる効果があります。
《■黒色■》
インパクトがある反面、料理全体を引き締める効果があります。
《□白色□》
料理の清潔感を演出します。
白を取り入れると、清涼感も出て、料理がキレイにまとまります。
《■緑色■》
相手に精神的安らぎを与えます。付け合せとして使うと、さわやかさも演出出来ます。
☆食欲増進色と減退色
色と食欲には密接な関係があります。
赤や黄を基調とした色は食欲増進色、
黒や青を基調とした色は食欲減退色となります。
青いカレーや、青い肉まんなどが話題にもなりましたが、
「どうしても奇天烈な雰囲気を出したい!」という事情がなければ
できるだけ黒や青の多様は避けるようにしましょう!
< POINT 2 > “補色効果をうまく使おう!”
お互いの色を惹き立て合うような色使いをし、
全体をより鮮やかに彩る演出を補色効果といいます。
この補色効果を意識して盛り付けると、
料理がよりいっそう映えてキレイになります。
☆補色効果の組み合わせ例
【赤&緑】 【黄&紫】 【黒&白】
● ● ●
● ● ○
< POINT 3 > “色を加えたい時に使えるものは?”
《■赤色■》
赤カブ、エビ、サラミ、ソーセージ、トサカノリ、トマト、生ハム、ニンジン、パプリカ、
ハム、ビーツ、ラディッシュ、リンゴ、ローストビーフ
【あしらいもの】
唐辛子、くこの実、ピンクペッパー、ベーコンチップ、エディブルフラワー、紅たで、
みょうが、たたき梅、よりにんじん
売り上げランキング: 38,586
《■黄色■》
カボチャ、コーン、サツマイモ、タマゴ、パプリカ、ヤングコーン
【あしらいもの】
レモン、アーモンド、生姜、柚子、松の実、食用菊、マスタード
《■黒色■》
ブラックオリーブ、ワカメ、ヒジキ、しいたけ、イカスミ
【あしらいもの】
ブラックペッパー、黒ゴマ、海苔
《□白色□》
カリフラワー、クルトン、スパゲッティ、大根、タマゴ、タマネギ、チーズ、ホタテ、
ホワイトアスパラ、マカロニ、レンコンチップス
【あしらいもの】
大根のつま、マヨネーズ
売り上げランキング: 292,224
《■緑色■》
アスパラガス、アボガド、オクラ、キャベツ、キュウリ、セロリ、ほうれん草、
ブロッコリー、水菜、レタス
【あしらいもの】
パセリ、イタリアンパセリ、クレソン、ローズマリー、ディル、ミント、バジル、青じそ、木の芽、わさび
売り上げランキング: 57,034
【料理に色を加える工夫】いかがでしたか?
どの色を使うかによって与える印象を変えることができます。
料理の種類だけでなく、雰囲気や一緒に食べる相手によって
工夫してみるとよいですね。
しかし、色の使いすぎは禁物ですよ!
今回のポイントまとめ
- 与えたい印象によって、使う色を変える
- 黒や青系統の色は食欲減退色なので、多用はしない
- 補色効果を上手く使う
【募集中!】料理に関するブログ記事寄稿者
Dish-App.comでは、料理に関するブログを書かれている方の、ブログ記事寄稿をお待ちしています。美しい盛りつけの料理を自身のブログで配信されている方は、ぜひ寄稿してみませんか?ブログ記事を寄稿することで、より多くの人にあなたのブログを広めることが期待されます。Dish-App.comを通じて、あなたが作った美しい料理をより多くの人に共有しましょう。詳しくはブログ寄稿者募集をご覧ください。より多くの方の、ブログ記事寄稿をお持ちしています。