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和食の基本




皆様こんにちは!今回のテーマは【和食の基本】です。
 
和食というと少し難しく聞こえるかもしれませんが、
みなさまのご家庭の晩御飯も、ふと考えてみると和食が多かったり、
洋風なものでもお箸で召し上がっていたりしていませんか?
 
今回紹介するテクニックは、ちょっと意識すれば料理の印象が
ガラッと変わりますので、今日の晩御飯から実践してみましょう!
 
和食の基本-1
 

< POINT 1 > “右手で箸を持ったときに食べやすく!”

 
「和食は箸を使って食べる」これは皆さんご存知の通りですね。
そのため、和食は右手で箸を持ったときに食べやすく盛りつけます。
 

☆食べやすい大きさに切り揃える

昔から食材を切るときは1寸(3cm程度)が良いと言われており、
具体的には人間の口の容積からいうと、3cm×2cm×1cm
「食材を最もよく味わえる大きさ」のようです。
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しかし、いちいち定規なんて出してられませんよね?
そんな時は【指2本分】(中指と人差し指)が約3cmの目安となります。
(ちなみに薬指を足した指3本分では約5cmになります。)
 

☆左奥を高く、右手前を低く

右手で食べやすいように、右手前になるほど低くなるように盛りつけます。
これは左奥から右手前に流して盛る意識を持ちます。
 
流し盛りといい、和食の技法の中でも基本中の基本になります。
【大根おろし】や【わさび】などの添え物も右手前に置くとよいですね!
 

< POINT 2 > “山の形に盛る!”

 
料理をキレイに見せるためには立体的に盛りつけることが重要です。
天小地大、つまり下の土台は太く、上は針のように盛ることを意識し、
すべてにおいて「頂点」に向けて盛りつけていきます。
富士山のような壮麗な料理は見るだけで圧巻です。
 

☆大きなものから盛りつける

まずは大きな食材から盛りつけ、山の土台をがっちりかためます。
その上にだんだん小さいものを添えていくことで、立体感が演出できます。
このテクニックは煮物や天ぷらの盛りつけなどでより効果を発揮します!
 
和食の基本2
 
このように、高さを意識して盛りつけることで、スマートさを演出できます。
 

☆食材で土台をつくる

付け合せや、箸休めの食材で土台をつくるのもひとつのテクニックです。
【大根のつま】や【玉ねぎのスライス】などを上手く使えるとよいですね。
 

< POINT 3 > “丸には角、角には丸!”

 
合理性の無さが、和食においては美しさを際立てます。
料理の盛りつけ方やお皿の選び方は、非対称を意識して
アンバランスなバランスをとるように盛りましょう。
 

☆丸には角

柔らかで角のない料理は丸い器には合いませんので、
直線的な器に盛りつけるようにしましょう。
 

☆角には丸

角の器に直線的な料理を盛りつけると、ギスギスした印象を与えてしまいます。
円を基調とした料理を盛りつけるときは、逆に角の器に盛りつけるようにしましょう。
 
和食の基本3
 


【和食の基本】いかがでしたか?
今回紹介したテクニックは全ての料理に通ずる基本となりますので、
何を作るにしても、これら3つのポイントを意識して盛りつけてみましょう!
 

今回のポイントまとめ

  • 箸で持ち上げやすい大きさ(3cm角)を意識し、付け合せは右手前に
  • 大きいもの→小さいものの順に積み重ね、全体が山の形になるように盛りつける
  • 丸い料理は角皿、角のある料理は丸皿に盛りつける

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